harumilionの日記

育児に向いていない2児の母の40代の記録

結婚10周年

10月10日旧体育の日は、我が夫婦の入籍記念日。

そして2021年の今年は10周年だった。

10年!

20代の自分にこんな日が訪れることが想像できただろうか。全くできなかった!

久々に前のブログを見てみたところ、こんなのがあった。

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「29歳女子のつぶやき」

友達と遊ぶ時間と、ひとりで過ごす時間が、もっとも大切なのだ。
ここ数年間。

で、結婚したら、その大切なふたつの時間が奪われると思ってしまう。

だから、結婚願望が湧かないのだ。

でも、今は仲のいい友達もほぼ結婚していないからいいけど、
まわりが結婚して遊んでくれなくなったら、寂しくなるんだと思う。
それに、たとえ自分の意思で結婚しなくて、ひとりの生活を心から楽しんでいる人でも、「結婚できない人」だと見られてしまう。
少なくとも、あたしはそう見ている。
それは、嫌。

結婚なんてしたくないけど、ずっと結婚できないのは、嫌だ。

そんな矛盾をもう何年も抱えている。
あたしみたいな独身女はこのご時世、腐るほどいると思う。

まわりだけでもかなりの確率でいるし。

独身三十路前の女は、
それなりに稼いでいるし、好きなものを買って

好きなものを食べて飲んで、好きなところに行って、
自由で、恋愛もして、楽しくて、面白くて、
まだ一応若くて、
でも、ときどき将来が不安になり、歳を取ることが怖くなり、
年々湧いてくるプライドに邪魔をされたりして、
寂しくて、悲しいひとりの夜を迎えたりする。

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若い! が、この頃の気持ちは今でも思い出せる。

楽しかったけど、やっぱり「結婚」というものの圧はすごかった。

これにも書いてあるけど、結婚の何が嫌って、自分の自由が奪われることだと思っていた。

しかし、実際結婚してみたら、そんなに奪われなかったよ。子供ができるまでは。

結婚して、良かったことの方が多いと思う。

それでも、この頃の独身生活もよかったな、そのまま独身だったとしてもそれなりに楽しく暮らしていたんだろうな、とも思う。

そっちの道に行っていたらきっと私はその道がいちばんよかったと言っているのだろう。

こっちの道に来た私は、結婚して子供を産んでよかったと思っている。

が、隣の芝生は青いので、たまに独身の友達が羨ましくはなるのです。

 

さて、そんなめでたい結婚10周年記念日。

コロナじゃなければ子供たちを親に預けて良いレストランにでも行った可能性はあるが、そんなこともできず、普通に釣りに行った。

そしてディナーは釣ってきたハゼの天ぷら。

まー ある意味ご馳走。釣りたてハゼは、本当に美味しい。

せめてケーキくらいは作るかと、おなじみ乳不使用チョコケーキを焼いた。

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チョコスプレーで「10」と書いてみた。…微妙。

そんな感じでスッと終わろうとしていたとき、なんとダンナからプレゼントが出てきた。

なんとピアスを買ってくれていた!

しかも、私の好みを抑えつつ、高級なやつ!

ありがたや~ 私は全く何も用意していなかったよ。すまん。でもダンナってモノに興味ないし。むしろモノを所有することを嫌ってる感じだし。プレゼント選ぶの難しすぎるんだよね。

最近ちょっとダンナへの不満を持っていることがあったのだが、一気になかったことになりました。

我ながらゲンキン。そしてプレゼントのパワーってすごい。

しばらくは文句言わずに家事とかできそうだよ。

 

夫婦にはいろんな形があるのだろうけど、私にとっては生活を共にするパートナー。

ドキドキとかトキメキがなくなり、そうなってしまうことが嫌だと思っていた頃もあったが、別に悪いことではなかった。

恋人とも友達とも違う、しいて言えば家族なんだろうけど、息子たちとも違う、やっぱり言葉にするならパートナーって感じだな。

私が苦手とすることがをダンナは得意だし、逆もあるし、良いバランスだと思う。

私が知らないことを知っているので知識も増えた。逆もあるけど私の持ち合わせている知識はあまり先方に役立ってはいないようだ。

あとは、お互いあまりお互いを干渉しないのがラク。興味がないとも言う。

とにかくダンナはちゃんとしている人なので、私が何をしてもどうなっちゃっても大丈夫、という安心感がある(相手にとっては迷惑)。

 

そういうわけで、私の周りの人間がこぞって言う、良い夫・父親であるダンナと違い、全く良い妻・母親ではない私であるが、これからもひとつ頼みます。