harumilionの日記

育児に向いていない2児の母の40代の記録

迷子

来週末に久々にスキー場に行くため、子供のスキーウェアを買いに先週神保町に行った。

子供たちと電車に乗るのもちょっと久々。

スポーツ用品店が開店するまで数分あったので、店の前で待っていた。

そして、店が開いたから入ろうと思ったら、次男がいない。

長男は心配そうにしてたけど、私とダンナは、いつもどおりその辺うろうろしてるんでしょ~全くすぐ勝手な動きするんだから、とわりと呑気に探したけど、やっぱりいない。

開店前のお店に勝手に入ったのかもと思ってダンナは店内を探し、私はそこら辺を探した。

ちょっといなくなったとは言え、5歳児。初めて来た場所をそんなに遠くまで行かないでしょ、と近くを探したけどやっぱりいない。

店内にもいないと。

しばらく探して本気でいないぞ、ということになり、店内放送とかしてもらったけど、手掛かりなし。

店の外の道路などをうろうろ探していたら本気で心配になってきて、車に轢かれてたらどうしよう、とか、誘拐されていたらどうしよう、とか最悪のことが頭を巡った。

そして、警察に電話することに。

こういうときって110番でいいの?それとも近所の交番?とググったら神田警察署の番号を発見。そこに電話してみた。

「子供が迷子なんですけど」と言ったら電話に出た女性が「あー、少々お待ちください」と。

その心当たりのありそうな声に、保護されてるのか?とちょっと光が。

そして男性警察官に代わり、息子と同じ名前の子供が保護されていると伝えられた。

どうやら迷子になった現場から少しだけ離れたマックにいると。なぜマック!?

マックの場所がよく分からないと言ったら近くのパトカーが迎えに来てくれて、現場まで乗せて行ってくれると言う。

人生で初めてパトカーに乗った。

緊張と安心で「やだもー すいませーん やだー」などとオバサンっぽいことをぶつぶつ言ってしまった気がする。

マックの前には救急車が。なんでも、迷子になりながら鼻血を出し、血まみれでマックにいたところを保護されたらしい。

なぜ鼻血?

今度は人生初の救急車に乗った。中には、泣いていないけどさすがに顔がこわばっている息子がいた。確かに服がけっこうな血まみれだった。

私は身分証明書を求められ、私の名前やら住所やら職業やらを聞かれ、原因は分からないけど流血していたから病院に行った方がいいと勧められた。

でも、もう鼻血止まってるし、わりと息子は鼻血がよく出るので、もう大丈夫ですと断って、解放された。

息子が救急隊員さんに伝えた自分の情報は、名前と年齢は合っていたけど、なぜか誕生日は「昨日」と言っていて(実際は違う)、乳アレルギーということになっていた。

それは兄の方だね。なんとなくアレルギーって聞いて兄の牛乳アレルギーが浮かんだんだろうね。

緊急事態だけど笑ってしまった。

マックの人が保護してくれたからと言われたので、店内に入り、お礼を言ったら、もうその場にはいないけど、お客さんたちが親切にしてくれたらしい。ちゃっかりジュースまでご馳走になったらしい。

その現場にいた人たちには会えなかったから真実は分からないのだけど、本人が言うには、迷子になって泣いていたら鼻血が出てきたと。それで、どこかに座りたくてマックに入ったと。

迷子のさなか、座りたくてとりあえずマックに入る5歳児って、どうなのよ。

しっかりしてるのかしてないのか。

とにかく無事でよかった。

そして救急車まで呼んでしまい、警官も6人くらい出てきてしまい、税金の無駄遣い、すいません!

久々に本気で焦った事件だったので、記録しておく。

昔からうちの息子たちは親が見えないところまで勝手に行ってしまうタイプなんだけど、ここまで本格的な迷子は初めて。

これに懲りて大人しくしといて欲しいよ、ほんとに。

やれやれ。

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こんなコントロール不可な次男は意外とお花好き。